発行・ライブハウス/渋谷アピア
アコースティック情報誌 Vol.108 2006.3月号

誌上ギャラリー
あやはことり
チョコレートバレリーナ

あくびをしてお花を摘む    
あくびをしてお花を摘む
コーラルピンクとパッションカラー  
チョコレートとバレリーナ
あたしのお花を あたしのお花を摘む
あくびをしてお花を摘む
マッドレッドとレモンイエロー   
パールベージュと時計草

あたしのお花を あたしのお花を摘んでいる
艶めかしいブーケができてとてもうれしい
でも本当はベージュの花がすきなのだ
本当はベージュのジョーロに ベージュのガーベラを あくびをして注したいのだ
しかし 艶めかしいブーケができてとてもうれしい

きらびやかな無色の砂の上を歩く 歩いてさがす。
1つ    また1つ拾う。
工場でつくられたガラスの破片を拾う。
   −ここは無色の砂の上ー
光が放つ  光にみちびかれてゆく先は
ちゅうぶらりんな木の幹にしばられたヒモの輪っか
ちゅうぶらりんなクビのブランコ。
そのまた先には  1りん咲く   こうこうと 
1りん咲く

麻とフェルトと

とてもあこがれていた鉛筆立てがある
彼の部屋のテーブルの上にある青い鉛筆立てにとてもあこがれて今日。
鉛筆立てをつくった。3時間かけてつくった。

3年前に見た青い鉛筆立てとは 似ても似つかない
麻と赤色とベージュのフェルトと針金でできた鉛筆立てであった。
それをそぅっとテーブルの上に置くと  
今日も変わらない1日がむかえにくる
こどくがむかえにきたのだ
おじぎをしてむかえにきたのだ

そして朝食は淡い黄色の粉薬と 
白い食べものである
只々 白いものだけを好み  口に含む
夜が明ける。
そして朝食は淡い黄色の粉薬と 
白い食べものである。
白いものだけを好み口に含む
おとつい、 鉛筆立てをつくった。

ケーキスカート

べっこう色のくしで髪をとかし 
ねこの鏡でストロベリーミルクの口紅をつけて
宝石箱に見立てた折り紙の箱に指輪を入れて
それはまさに宝石箱になっていて
庭の草花には余すところなく 色付けされて
そんなしあわせなものでいっぱいになる
夢をみたの
愛とかそんなものではなくって
もっともっと計り知れないもの達で満たされているの
時計に止まるちょうちょはそんなこと知らずに
時計に止まるちょうちょはそんなこと知らずに

そんな夢をみたの
ミルフィーユのアイシャドウはクリームで流れて
そんな夢じゃない夢をみたの

私の大切なたからものを
ネックレスにして歩く
ゆらゆらして歩く
私の大切なたからもの

あやはことりアピアLIVE
4月14日(金)
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